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【書籍】菜根譚 抜粋 - 後集81

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いろいろ本の整理していたら『菜根譚』という本を見つけました。

もうかれこれ十数年以上経っており、あの本の独特なにおいがします。

 

この本の帯には、

「江戸時代から偉人たちに愛読されてきた、中国至宝の処世訓」とあります。

10年以上も前にこんな本を買った自分がいたんだな思うとちょっと感慨深いです。

様々な本をリサイクルに出しましたが、それでも手元に残っているのが不思議です。

 

ちなみに『菜根譚』という書名は、

「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」という言葉に由来するそうです。

この意味するところは、「堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる」ということだそうです。

 

その一節から

世味を飽き諳んずれば、覆雨翻雲に一任して、総て眼を開くにものうし。

人情を会し尽くせば、牛と呼び馬と喚ぶに随教して、只だこれ点頭するのみ

菜根譚より

 

何を言っているのか全然分かりません…この訳を引用すると

人生経験を積み、世間の厳しさやいいかげんさが分かってくると、人の心が秋の空のようにころころと変わっても気にならず、それを確かめるのさえ面倒になる。

人情の機微を知り尽くしてしまえば、牛や馬だとバカ呼ばわりされても腹が立たない。ただ、はいはいと生返事をしているだけだ。

人生の達人は、どんな時でも自然体の生き方ができるのだ。

出典:中国古典の知恵に学ぶ菜根譚

 

まぁそうなんだろうな、それしかないだろうなという感じですね

特に馬とか鹿とか、いわゆる「あの人は…」的なことを言われたのに対して、こちらも反応すると更に状況が悪化するし、周りの人も巻き込んで負のスパイラルになりがちです。

処世術としては、右から左に流して反応しないことでしょう。

相手側もなんとかしてこちらを怒らそうと、粘着質だった場合ですが、何度でも繰り返してくる場合があります。とにかくやり過ごすのがいいということですね。

そう言えば、人のイヤなことを言って、怒らせて何を言うかで真意を探ろうとしている人もいます。わざとやっている所がなかなか怖い話です。

人の心は秋の空のように変わりやすく、風のように風向きもすぐに変わるし不確かなものです。

またそう知っているだけでも気が楽になります。わざと怒らせてその人の真意を探るというのも趣味が悪いですし、ただの嫌な人です。

世の中にはいろんな人がいますから周りの人の心や評価をよりどころにしていると振り回されがちです。それをやめると楽になります!

 

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